相づちを打つ
猫は相づちを打ちます。話しかけると返事をします。
なので、まるで言葉を理解しているように感じますが、残念ながら実は全く理解していません。
もちろん名前を呼ばれて返事をする上で、名前自体は理解していると思いますが
“名前を呼ばれた=返事をする”という概念がありません。
では、なぜ返事をするのか。
人間の言葉のリズムが心地良い場合に返事をする(鳴く)と言われています。
「○○でね」という語尾が上がる(↑)リズムが良いみたいで
思わず「にゃあ」と鳴くらしいです。名前を呼ばれた場合も同じ理屈になります。
だから、言葉の合間にタイミング良く返事をしているように聞こえ
結果的に会話が成立しているように感じます。なんとなく夢のない情報ですが・・・。
特に(キンキンした声ではない)女性の声が心地良いみたいです。
では、早速『マックス』を呼んでみましょう。
タイミング良くリズムカルな返事をしてくれるはずです。
・・・おい。
ちょっと怒っているようにも見えるが・・・嫌か?嫌なのか?
実験失敗です。
被験者のご機嫌が麗しくないようです。
なんだよ、『マックス』。いつも空気読んでくれるはずだろ?
ん?どうした?
・・・っぷはぁ、なんだよ。
・・・・・あ!
分かった!今日あんまり一緒に遊んでないね。
ごめん。
明日おもちゃを作ってあげるから、一緒に遊ぼう。