ルディについて
ソマリの代表色とも言えるルディは、1979年にレッドと共にはじめてCFAでソマリが認可を受けた時の色です。ルディとは赤を意味しますが、「健康的な赤」とか、「血色の良い」等のニュアンスですね。地色は、正確にはburnt-sienna(赤土色)とCFAで定義付けていますが、黒に近いこげ茶色や赤褐色、白の3色が主な色合いであるところが特徴的で、特に目の周りの白色がはっきり出ているところはルディならではの色味です。そもそもソマリの毛色は、ルディに対してダイリュート遺伝子で薄めていくことで色味を変えていますので、もともとの色はルディなんです。まぁルディは起源色とでも言いましょうか。
「スタンダードって?」にも記載している通り、オーバーコート1本1本の毛の先端が最も濃く尾っぽの先端も黒いのが特徴的です。色味がはっきりと出ている方がスタンダード上は良いとされていますが、まぁ赤褐色である地色と調和がとれている感じであれば素敵だと思います。ちなみに、鼻は赤レンガ色で、肉球は黒か濃い茶色です。足の指の間も黒いのがルディならではですね。
ルディのソマリ
ルディは目もとの白いラインやこげ茶色の印象が強いせいで、きつい表情に見えがちですがソマリといえばルディと思えるくらい基本カラーですし、絶対的な存在感ですよね。これからもルディの写真をもっと撮影して紹介していきたいと思いますが、皆様の愛猫の写真も宜しければ是非掲載させてください。
他の色に関してはコチラからどうぞ

レッド
ルディと同じく1979年に認可されたソマリの代表色です。

ブルー
ソマリで唯一の寒色系。グレーっぽい色味が特徴です。

フォーン
最も新しく認可されたカラー。愛猫『マックス』の色です。