しつけについて

しつけ

しつけは子猫の頃からしっかりと

さて、今後ソマリとのより良い関係作りの上で紹介しなくてはならないことをご案内します。一般的には”しつけ(躾)”と言いますが、まぁ一緒に生きていく上でのルールですね。色々飼い主によってルールはあると思いますが、大きく4つくらい紹介しておきます。トイレと爪とぎと噛み癖と叱り方の4つですかね。いずれにしても、大人になってからではなかなか習慣として覚えてくれなくなるので、子猫のうちからしっかりと覚えさせないといけません。

幼少期

トイレのしつけ

詳しくは⇒「トイレについて

これの教え方は簡単です。1番最初に、トイレっぽい素振り(そわそわしてる、モジモジしてる)を見せたら、トイレに連れて行きそこで用を足させてあげる。これだけです。2回目からは、もうそこでします。トイレ自体を変えたりした場合は使っていた砂を一部残しておけば匂いで分かりますので大丈夫です。あと、注意点は2つ。1つ目は、用を足している時は静かにしてあげることです。用を足している時に物音を立てまくったり、落ち着かない環境だとゆっくり出来ないと思って、もうそこで用を足さなくなってしまいます。なので、トイレの置き場所も考えなくてはなりませんね。うるさいところではなく、静かなところに置くのが良いと思います。2つ目は、用が済んだら小まめに砂を変えたり、すぐに片づけてあげるようにしましょう。『マックス』の場合は特にそうですが、トイレに大便が残っているとその間はトイレに入ろうとしません。ソマリはキレイ好きで、且つ意外と神経質なので特に注意すべきだと思います。たまに、トイレでないところで用を足してしまうケースもあると思いますが私は、これは間違いなく精神的なところだと思います。もちろん叱るのも大切ですが、私は自分のここ数日のコミュニケーションを顧みるようにしています。だいたい、思い当たる節はあるはずです。外出ばかりでさびしい思いをさせていたとか、あまり遊んでいなかったとか…ですね。こういう時は本当に申し訳ないと思ってしまい、鬱陶しくならない程度にコミュニケーションをとるようにしています。

今

爪とぎのしつけ

これはトイレより、若干根気が要ります。最初は爪とぎして欲しいところに手をもっていき、実際に二人羽織みたいにして研ぐ練習をしてあげると後は自分でやります。大事なのは、「爪とぎの場所はここ」と覚えさせることです。でないと、家中の家具や壁で爪とぎしちゃいます。もし、他の場所で爪とぎをしてしまったら、しっかり叱ってすぐに爪とぎして欲しいところに連れていって、また二人羽織の要領で繰り返す、って感じですかね。寝起きに爪を研ぐケースが多いらしいので、寝床の近くに爪とぎを設置することが良さそうです。指定の爪とぎ以外の場所で爪を研ぐ場合はやはりトイレのケースと一緒で精神的な要因があると思います。トイレが「かまってほしい思い」に対して、爪とぎはストレスのイメージが強いです。その時も飼い主には思い当たる節はあるはずなので、是非解消して下さい。あと、「爪切りについて」でも紹介していますが、爪は子供のうちからこまめに切ることが大事です。大人になってから切ろうとしても、切らしてくれないので。『マックス』の場合は、爪とぎに関しては、幸いなことにあまり心配することはありません。一応、爪とぎ防止の壁紙シートを角張った壁に貼っていますが、爪とぎ以外の場所ではやりませんので安心しています。キャットタワーに爪とぎがセットされていることも寝床の近くということもあり、良いのかもしれません。もしかしたら『マックス』にストレスは無いのかな…。それなら良かった良かった。

爪とぎ

噛み癖について

詳しくは⇒「噛み癖

よく噛みつく猫もいると思います。これは結構厄介です。子供の頃に噛みつく対象が人の手だったりすると、その癖は抜けなくなってしまい、いつまで経っても噛みつくようになってしまいます。なので、子供のうちにおもちゃや遊び道具を与え、噛みつく対象をそっちに向けなければなりません。仮に人の手に噛みついたら必ず叱るようにします。これを繰り返していけば噛み癖は無くなります。引っ掻く猫に対しても同じですね。要は攻撃対象を他に向ければ良いわけです。もちろん、噛みついたり引っ掻いてくるには、やはり何かしらの精神的ストレスがあるわけなので猫のプライドを損ねない形で接することが大事ですね。『マックス』はとにかくプライドだけは高いので、逆に上から目線の接し方はやめてます。というか、私の接し方がそもそも対等な感じなので(それが良いかどうか分かりませんが)、あまり変な形にはなってません。なので、実は「しつけ」を意識したことが無いんです。まぁ結果オーライだったわけですが、本当は意識しながらやらないといけないとは思います。

叱り方

詳しくは⇒「叱らないこと

これは、結構難しいです。よく言われるのは名前で叱っちゃいけないということです。『マックス!!』なんて呼びながら怒ったら、今後名前を呼ぶ度に怒られるのではないかと思わせてしまいます。なので、基本は「こら!」とかですかね。あと、体罰はダメですね。トラウマになりますし、体罰に人の手を使ったりすると、もうその手には近づきません。得てして、猫には悪いことをしている認識がありません。そこが逆に厄介と言えば厄介なのですが…。なので、何をしたら叱られるのかを物理的に知ってもらう必要があり、むやみやたらに感情を露わにして怒ってもいけないと思っています。これは難しいですよね、本当。だからこそ、性質や生態を理解しなければならないんです。

 

以上、結構簡単に述べてしまいましたが、最低限これらのしつけはしましょう。自分が『マックス』と上手く付き合えているか不安になりますが、お互いを尊重し合えているようには思います。どっちが先に尊重し出したかは覚えていませんが、『マックス』は意外と空気を読んでくれるところも好きです。先日、私が本当に凹んでいる時がありました。特に私は何か言ったわけではなかったのですが、なぜかその日は『マックス』は私の傍にいました。普段はお互い好き勝手に居るのにこういう時に限って傍にいてくれて…優しいヤツなんです。