ソマリとマタタビ

マタタビ

マタタビとは

一応、ソマリも猫なので、マタタビについても記載しておこうかと思います。マタタビ(木天蓼)とはそういう種類の植物で、猫(ライオンやトラも)にとってはその独特の臭い(マタタビラクトン、アクチニジンというらしい)に恍惚を感じて、酔っ払いにも似た動きをするという―いわば嗜好品ですかね。ストレスの溜まった猫に対して、適度に与えると良い等とも聞くのですが、果たして英国発祥のソマリに対して効果を発揮するのでしょうか。

ストレスを感じる

結論…発揮しました(笑)。

マタタビは、そもそも嗜好品のイメージから、人間でいうところのお酒とか煙草のイメージがあり「中毒性がある」「麻薬みたい」などとも言われますが、中毒性も依存性も無いようです。『マックス』には、「マタタビシート」なる、マタタビが塗られているシートを与えました。昔カビが生えてメーカーが回収したこと等もあり、「マタタビシート」は危険というイメージもあったようですが、今は大丈夫だと思います。

『マックス』の場合そのシートをあげたら、シートに対して身体をこすりつけるようにして嬉しそうにゴロゴロのた打ち回っていました。臭いを嗅ぐとか、噛み付くとか、そういう余計なことはせずひたすら身体をこすりつけるようにしていたのが印象的でした。どうやら猫によって過敏に反応する猫もいれば、全く反応しない猫もいるようですが、これもお酒と一緒で、好きな人もいれば嫌いな人もいるのと一緒ですね。しかも、猫も酔っぱらったかのように、まっすぐ歩けないようになったりもします。

マタタビに対してネガティブな意見や噂もあれば、変わらず商品として販売するメーカーもあり、人によって解釈は様々ですが、ストレス発散の嗜好品という意味ではたまにあげても良いのかなと私は思います。うちでは事実、半年に1回くらいあげている感じですね。ただマタタビシートも開封後(前でも)は早めに使用し、常時新しいのを購入するのが良いと思います。たまに本物のマタタビを、という考えの方もいると思いますが、猫によってはアレルギー持ちもいますので、軽いものから試すと良いかもしません。いずれにしても微量ですよ、微量。

マタタビのお香

最近は、我が家でもマタタビシートをやめ、マタタビのお香を焚いています。半径2mくらいでマタタビ感が充満するらしく、またすぐにお香の効果も消えるのでお手頃だと思っています。詳しくは「マタタビのお香」をご覧下さい。

そもそも、猫にとってストレスが無ければ良い話ですし、同時にストレスが無いなんてこともあり得ないのは分かっていますが、運動不足などのことも考えると、やっぱりストレスには運動させるのが一番ですね。マタタビだけが楽しみにならないよう、日々『マックス』への幸せを考える飼い主であります。