止められない癌の進行

先日、またまた遠方にお住まいのitatasさんから御守を送っていただきました。こちらから特にご連絡もしていなかったにも関わらず、こうして想いの込もった御守をいただき、本当にありがとうございます。こういうの…本当に無条件の感謝しかございません。

 

良かったね

 

何度も何度も泣いちゃいます。猫折れマンチカンさんからもいただいて、今は2つの御守に護られながら、マックスは闘病中です。

 

闘病

 

先日、ターミナルケアの話をしましたが、相変わらず私たちには迷いはあります。

そんな中、同じような状況に陥った猫オーナーさんのために、引き続き私から言えることは「ペット保険には入っておいた方が良い」です。

抗がん剤ひとつとっても1回あたりの費用は4万円前後します。自宅療養向けの飲み薬も馬鹿にならない金額です。私たちはお陰様で、裕福ではないものの一応それなりの生活はしていますので、癌に対する手術や治療を続けるか否かにおいて、『マックス』のことだけを考えて選択することが出来ました。でも、もしかしたら愛猫のこと以外で金銭面でも悩むケースも出てくるかもしれません。お金が無いせいで、選択肢が狭められるのは非常につらいはずです。

ですので、そこを回避するためにもペット保険には入っておくことをオススメします。ちなみに『マックス』は結石を患ったことがあり、保険に加入は出来ませんでした。でも、当然のことながら一応申し上げておきますが「保険は健康を保証するものではなく、お金を補償するもの」ということだけどうか理解しておいてください。

 

保険はお金の補償

 

あと、私が考えているのは、『マックス』がどんなにボロボロになって苦しくても「最後までオーナーが手を下さない」ということです。医師からは「癌の進行でボロボロになって、痛くて辛そうな愛猫を見かねて楽にさせてあげるオーナーさんもいますので、選択肢として考えておいてくださいね」的なことを言われたこともあったのですが、私は出来ればそれは『マックス』本人が幕引きすれば良いと思っています。実際そういう場面に出遭ってしまったら、その時、別の感情が起こるのかもしれませんが、今の段階ではそう考えています。

 

大丈夫?

生きてる

 

癌の腫瘍が大きくなりました。

皮膚リンパ腫とはいえ、内臓にも癌細胞は発生しており、皮膚と内臓における癌の進行は比例しているものとのことです。それだけでなく、あらに新しく腫瘍ができ始め、今では胴体だけで3箇所、癌腫瘍が出てきています。

他の猫オーナーさんへのご参考になればと思い、すごく辛いですが、一応【閲覧注意】でご紹介しておきます。

 

腫瘍

 

本当に憎いですね。癌って本当に憎いですね。

 

何もできなくてごめんな、『マックス』。

 

そばにいるよ

 

でも、相変わらず食欲だけはあるんですよね。2,3時間おきにご飯を欲しがるんです。

だから、その時はいつもご飯をあげるようにしてます。最近はご飯の器ではなく、使い捨て出来るように紙皿を大量購入し、毎回新しい紙皿でご飯をあげるようにしています。ご飯の器が変わっても食欲が変わらない程彼は大らかな心をお持ち(=がさつ?)のようです(笑)。

ここ最近でご飯としてあげたものは沢山あります。好きな時間に好きなものを食べられるように。

・貧血予防にカツオのたたきを湯煎したもの
・カツオ節を湯掻いたもの
・ホッケを焼いたもの
・ハムを湯掻いたもの
・サラダチキンを薄めたもの
・パウチ系キャットフード
・一応カリカリ…

魚系を喜ぶ時もあれば、鶏肉系を喜ぶ時もあり、『マックス』も飽きずに食事を摂れています。

 

回復することはありませんし、抗がん剤も投与できる体力はありません。後は時間が止まるしかありません。

だからこそ、好きなものを食べてくれればと思っているのですが、本人は喜んで色々食べています。

ご飯を食べるマックス

 

なぜか私は、『マックス』が食事しているところだけが唯一ホッとする瞬間です。

 

きっと「食べる=生きる」印象だからなのかもしれません。

 

『マックス』、自分では何のことか全く分かっていないと思うけど

ご飯を食べているお前を見るのが大好きだぞ。

 

安心