年齢について

猫の加齢過程

ソマリというか…猫の寿命は10歳～15歳が平均のようです。「人間で言うと何歳くらい？」と考える人もよくいると思いますので、一般的な猫の年齢の考え方についてご紹介します。ミックス(雑種)のように混血種の場合は比較的身体も丈夫ですが、純血種の場合は基本的に平均寿命は10～12年くらいの印象です。

幼猫＜成長期＞：0歳～1歳

（）内は人間でいうところ

1ヶ月（1歳）：ここでトイレのしつけ開始、乳離れ
2ヶ月（3歳）：ワクチン接種をはじめる
3ヶ月（5歳）：追加のワクチン接種
6ヶ月（9歳）：去勢や避妊の手術可能
9ヶ月（13歳）：発情期開始

成猫＜維持期＞：1歳～7歳

（）内は人間でいうところ

1歳（17歳）：いよいよ大人。子供を産めるようになる
1.5歳（20歳）：食事も普通の成猫として摂る
2歳（23歳）：雄は盛んになって喧嘩好きに
3歳（28歳）：雄はオラオラ系に
4歳（32歳）：だいぶ落ち着いて、見た目ピーク
5歳（36歳）：犬歯の鋭さが衰え、口付近に白髭が生えてくる
6歳（40歳）：肥満（中年太り？）が始まる

高齢猫＜高齢期＞：7歳～

（）内は人間でいうところ

7歳（44歳）：もう高齢なので、シニアフードに変更
8歳（48歳）：歯が抜け、寝てばかりいるようになる
9歳（52歳）：身体も固くなり、病気になりやすくなる
10歳（56歳）：適度に運動させてあげる。ボディタッチを多めに
11歳（60歳）：寿命になりはじめるので、食事に注意
12歳（64歳）：食事の量が減るので回数を増やす
13歳（68歳）：白内障などに注意
14歳（72歳）：ボケがはじまる
15歳（76歳）：だるそうになってるので、まめにコミュニケーションを
16歳（80歳）：1日中寝てる状態になってくる

長寿猫＜超高齢期＞：17歳～

（）内は人間でいうところ

17歳～（84歳～）：長寿に突入

…こんな感じですね。こういうのを読むと、なんだか人生が一過性なものみたいに見えて物悲しくなってきますし逆に1日1日を丁寧に一緒に過ごそうとも思えます。野良猫の寿命は4,5年らしいのですが、『マックス』を見てると「太く短い人生が幸せか」「細く長い人生が幸せか」考えることがよくあります。好きなものを食べたい時に食べて、冒険溢れる人生を過ごして野良猫のように過ごすのが良いのか、それとも規則正しい人生を送って、ゆっくり永く生きるのが良いのか、うーん、難しいですよね。人間で言うところの酒と煙草みたいなものでしょうか。

でも、「もっと永く生きたかった」は思っても「早く死ねば良かった」なんて思う人は少ないと思うので、やっぱり健康に過ごして損はありません。今『マックス』は成猫なので、見ていて衰えを感じませんが、確かに顔は大人っぽく端正になったなぁと思います。きっと今はイケイケな状態なのでしょう(笑)いや…やっぱり寝てばっかいるので、何とも言えません。ただ、もうそろそろ高齢猫になってきますので、要注意ですね。

年齢を重ねるマックス