ソマリの性格

ソマリの性格

どんな性格?

さて、実際に気になるソマリの性格。真っ先に浮かんでくる言葉は「知的」「社交的」「明朗快活」等。一般的には、「犬のように人によく懐く」とか「明るく社交的」等と言われながらも神経質とも言われており、また、「小さくて鈴を転がしたような鳴き声」だからマンション等の集合住宅で飼いやすい、とも言われています。

猫という切り口からは「毛色によって性格が異なる」とか、「ボディのタイプによって性格が異なる」等とも…(詳細は「ボディタイプって?」を参照ください)。ソマリと一緒にいる我々からすると言われていることは全部当てはまる気がしますが、知らない方にはいまいちピンと来ないのではないでしょうか。そこで、今回『マックス』との様々なシチュエーションやコミュニケーションを通してソマリの性格を知って頂こうと思っています。まぁ『マックス』の場合だけかもしれませんので、「うちのソマリと違う」なんてこともあるかもしれませんが、予めご了承下さい。


性質に関するご紹介


ソマリの気持ち

『マックス』の性格を一言でいえば「表情が豊か、気分屋でプライドが高く、おっちょこちょい」って感じでしょうか(笑)。これはソマリ全般なのか、猫全般なのか分かりませんが目の表情が非常に豊かで何を考えているのかなんとなく分かります。これ本当です。食事をもらえない時のションボリした表情や、馬鹿にされた時の怪訝そうな顔食後や遊んだ後の満足そうな顔など、本当に顔に出るんです。暇そうな時は暇そうに見えるし、遊んで欲しい時は目を丸くしてこっちを見てきます。そっとしておいて欲しい時は、まるでこっちを見ません。
そして気分屋というのは、触らせてくれる時と触らせてくれない時の差が激しくて、近寄ろうとしているだけで怒る時もあれば、寄って来ることもありますので都度察しなければなりません。そもそも動物というのは、しつこい人間や予測不可能な動きをする生き物を嫌いますのであんまりガチャガチャ動かれたり、触られすぎるのは好きではないとは思います。そのくせ機嫌が良い時や構ってもらいたい時、おなかが空いた時なんかはわざとこちらの身体に触れる動きを取ったり、普段通らない道を通ってこちらの視界に入ってきたりします。先日、私がテレビを観ている時、テレビの目の前でグルーミングされた時はさすがに「観えないよ!『マックス』!」と言いましたがお構いなし(笑)。そっけない態度とはうらはらに構ってもらいたいところなんて、なかなか素直じゃなくて可愛いじゃないですか…。

プライドが高いところとおっちょこちょいなところに関しては、ご説明する上でよく分かるエピソードを紹介します。追いかけっこをして遊んでいたら、逃げる『マックス』が興奮してキャットタワーに飛び乗ろうとしました。しかし、足が滑ってうまく飛び乗れずキャットタワーにしがみつくようにしながら落ちてしまいました。調子に乗って失敗するあたり、まぁおっちょこちょいです。それを見て私がケラケラ笑っていたら、恥ずかしかったのでしょうか…私に向かって「シャーッ」と言って、そのまま向こうの部屋にトボトボと歩いていきました。失敗を笑われて怒るところも、まぁプライドが高いです。

また、通常猫は家になつきますので、引っ越し等によって場所の変更があった場合ストレスになったりすると思います。でもソマリの場合は飼い主になつきますので、家の中でも自分の陣地に固執したりしないイメージがあります。実際、我が家が引っ越した時も『マックス』の家内パトロールは入念でしたが、すぐに馴染んでいました。それよりも飼い主がいない時の方が不安な気持ちが強そうです。これもソマリ(『マックス』?)の特性かもしれません。

さてさて、ご紹介は一部でしたが、ソマリ(『マックス』)の性格はこんな感じです。比較的ソマリには「ツンデレ」タイプが多いみたいですが、ここでは色々な『マックス』の例を出していくことで、ソマリの性格を知る一助となればと思いますので、是非ご参考下さい。『マックス』の機嫌を損ねない程度に紹介します(笑)。