接し方について

ソマリと接する上で、基本的なスタンスを紹介します。猫が嫌う人間の動きというものがありますので、ここではそこを簡単に紹介しますがその前に、「既にある程度触れ合っているよ」という人もいらっしゃると思います。そこで、そんな方へより良い関係性を築くためのマッサージについても紹介したいので、是非「マッサージのしかた」についてもご覧ください。

距離感と協調

さて猫が嫌う人間の動きですが、まず激しい動きをする人や予測不能な動きをする人を猫は嫌います。子供がそうですよね。いきなり走りだしたり、はしゃいだり…。猫は過敏なので、安心してゆったりできる空間が好きなのです。なので、落ち着きのない人の傍には近寄りません。同じ理論で、気性の激しい人も好きではありません。すぐに怒ったり、大声を出したりする人に対しても落ち着かないので、離れていきます。近くに来た場合は、相当警戒します。

つんつん

しつこくされるのも好きではありません。やたらと触ってきたり抱こうとしたり、乱暴なコミュニケーションを取る人には懐きません。また、単純に目に見えるものだけではなく、威圧的な態度だったり、匂いのキツい人(香水とか)もあまり好まない傾向があります。威圧的な態度というのはなんとなく分かると思いますが、まぁ偉そうな人ですね。ですので、結局穏やかに接してあげつつ、優しく話しかけてあげるのが良いと思います。私の場合は、『マックス』に対して最初から同じ目線というか、友達感覚で接しています。それは私の性格であり、これが良いのか悪いのか分かりませんが、お互いあんまり干渉し合わないイメージですね。『マックス』の方も私に対して、「こいつはこういうやつだから」なんて思ってるんでしょうけど。

私が筋トレしている時なんかは、不思議そうに見てきます。そして自分も爪とぎを始めたりしています。私が激しく動いているから、『マックス』は自分を落ち着かせようとして爪とぎをしているのでしょうし、動物の習性からしてもそれが自然な捉え方でしょう。でも私には『マックス』が「おっ、お前筋トレ始めたな。こっちもちょっと運動するか」という具合で始めているように感じるんですよね。これは私のエゴイスティックな考え方であり、前者の捉え方が当然なのですが、そんな時私は「『マックス』も運動しとけ。ほら身体なまってるぞ。」なんて話しかけたりしてます。そうすると『マックス』はジィーッと、まるで私の筋トレの数をカウントしてくれているかのように見続けています。ある意味、協力的なやつです(そう思うのも私のエゴですが)。

…で、ソマリとの接し方についてですが、穏やかに一定の距離感を保ちつつ適度なコミュニケーションを取るのが一番ということですね。

これだけ話して結局それだけかい、とは言わないで下さい(笑)。