病気について

病気

かかりやすい病気

ここでは、一般的にソマリがなりやすい病気と『マックス』が過去に患った病気を紹介します。

『マックス』の場合は、尿結石になったことがありました。元気がなくて、尿が少なく、股間をよく舐めていたような…「クゥーンクゥーン」と痛そうにしていたのを覚えています。一般的に症状として、血尿は勿論、トイレには頻繁に行くけど、ちょっとしか尿が出ないとか痛いから変な格好して用を足すようになるとか…重症になるとオシッコが出ない、元気がない、食欲がない、などがあるようです。去勢した雄猫にありがちらしいのですが、尿が出ない状態が何日か続いたら命にかかわるとか…。そんな時は即獣医へ行って下さい。

『マックス』も同様の症状がみられたので、すぐに診てもらいました。手術とかはありませんでしたが、「食事を変えて下さい」と言われました。市販のキャットフードはなかなか100%信頼できるものは無いみたいでして…だからと言って人間が食べるものは猫には塩分が強すぎたり…。『マックス』の場合もそうですし、一般的にもはっきりした原因は分からないらしいのですが、飲水量の減少やミネラルバランスの崩れ、ビタミン不足、餌の種類、尿のpH、肥満、陰茎・膣からの感染、体の抵抗力の低下などが挙げられるらしいです。

その頃からですかね。うちでは鳥の胸肉をあげるようになったのは。今ではすっかり元気ですが、やはり食事には気を遣っています。あの時の痛そうな『マックス』を思い出したら、変な食事は絶対にあげられないと思うわけです。あと、ソマリで気を付けなければならない病気として、皮膚の病気があります。かゆみや脱毛、発疹が一般的な症状です。大きく以下3点の症状があります。

皮膚の病気

白癬(皮膚糸状菌症)

細菌・カビによる猫の皮膚病

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー性皮膚炎

食べ物・化学物質・ホコリなどによる猫の皮膚病

心因性皮膚病、神経性皮膚病

ストレスによる猫の皮膚病

『マックス』も首周りの脱毛が気になり獣医へ2回程連れていきました。顕微鏡で細菌の検査と体に光をあててもらい確認をしてもらいましたが異状なし。「脱毛が広がったらまた連れてきてね」と言われたので2週間後に再度お医者さんへ。2度目の診察は院長先生に診てもらいましたが、「異状なし」「お会計もいらない」と言われました。注意されたのは、猫の皮膚はとっても弱いからごしごしシャンプーで洗わないこと。気になるようなら温めたタオルで拭く程度で、あとはブラッシングを頑張ってしてあげること。それから「皮膚病はなると大変だよ」という言葉も。

調べてみたところ、猫の皮膚病は外的要因と内的要因があって食べ物、ストレス、ホコリ、ホルモンバランスなどから原因不明なものまで様々ですが、考えてみれば人間と同じです。普段から、行動に何か変わったことはないか、体を触ってあげて変わりないかなどコミュニケーションを忘れず、気になったらすぐに動物病院で診てもらうことをオススメします。また、ソマリのような長毛種は夏季の夏バテや熱中症も気をつけなければなりません。熱中症や夏バテに関しては「熱中症や夏バテについて」をご参考ください。

病気になるのは仕方ないです。どんなに普段気を付けていても病気になることはあります。でも、大事なのはモノ言わぬ愛猫に対して、いかにすぐに飼い主が気付けるかだと思います。普段からコミュニケーションを取っていないと異変に気付かないものだと思いますので、やはりそういった意味でもいつも一緒にいることは大切ですね。

繊細