傍観するソマリ
近頃本当に寒くなってきました。でも、昼間は陽射しが暖かいこともあり、日中は意外と過ごし
やすいような気がします。私は休日になると換気も兼ねてカーテンと窓を全開にしたりします。
そうするとレースのカーテンだけでは弱かった陽射しも、強く家に入り込み、陽の当たる
フローリング部分がぽかぽかになったりします。天然の床暖房です(笑)。
天然の床暖房が出来上がって、ほどなくするとノソノソと猫が一匹やってきます。
…そう、ヤツです。
そして、中途半端に邪魔なところでくつろぎだします。
私が昼間からバタバタ動いていると、その様子をじっくり観察しつづけています。
昼間から傍観されつつ…しかもなんとなく上から目線で見られているような…何とも
言えない妙な屈辱感を感じつつ…イラッとする私です。
でもよく考えたら、昼間に限らず1日中ずっとそんな感じですね…。
私も奥さんがいる時は大して家のことをしないにも関わらず、そんな私でさえも働き者かと思う
くらい、彼は何もしていません。
夜の時もそうです。
子どもが寝静まってから、私はゆっくり『マックス』のトイレ掃除をしたり、飲み水を換えたり
するのですが、その様子さえいつもじっと見つめています。
「えぇい!お前のトイレ掃除をしてるんだから少し手伝え!」
そう言ってみても、本人はこうして見て見ないふりをします(笑)。
そして、私が彼のトイレ掃除と飲み水の取り換えが終わると、ゆっくり近づいてきてご飯を
せがむのです。
「トイレ掃除が済んだらご飯の支度をしろよ」的な感じで…。
もちろん、彼の夕飯はとっくに終わっています。
なんとなく腹立たしくも感じながらも、頭を撫でることでごまかし、彼の気持ちを落ち着かせ…
まるで家政婦ですね(笑)。
猫の飼い主が自分のことを下僕という言い方をする気持ちがよくわかります(笑)。
最終的には私から彼に歩み寄って、仲良く1日を終えるんですが…
なんでしょう、このモヤモヤ感(笑)。
まぁ、気にせず生きていくようにします。