人の真似をするのね

ソマリは人懐っこいと言いますが、もしかしたらその通りかもしれません。

普段私たちが使っているベッド。私たちが起きた後、『マックス』はそのベッドで寝ます。

普段私たちが使っているソファ。私たちがいない時、『マックス』はソファで寝ます。

シャワーを浴びにバスルームに入ると、『マックス』もバスルームを覗きにきます。

トイレに入れば、トイレの外で待っています。

 

名前を呼ぶと 名前を呼べば、そりゃ分かります

 

きっと、人間と同じ動きをしたがるのでしょう。

 

テレビを観ていれば、一緒にテレビを観ていますし、つまらなくなれば

テレビと私の間のテーブルに乗って、これ見よがしにグルーミングを始めます。

 

きっと、同じ生活をしたがるのでしょう。

でも、こちらから近寄ると鬱陶しそうにします。

おそらく、傍にいたいだけなのかもしれません。

 

よく、「犬は人に懐くが、猫は家に懐く」と言いますし、実際に猫もそうだと思いますが

ソマリの場合は、半分半分な気がします。

家に独りでいる『マックス』は寂しそうですし、名前を呼べば前向きに返事をします。

本当はもっと傍にいてあげられれば良いのかもしれませんし、

家にいる時は極力傍にいるようにしています。

まぁ、家に私がいてもそれはそれで別行動なんですけどね。

 

ただ、人の真似をしたがるものですから、その分教えられることもあります。

『マックス』が普段と違う行動をしたら、自分もそういう行動をしてたのかと思い

行儀が悪かったなぁ、等と反省をすることもしばしば。まさに鏡のような存在です。

 

普段何気なく一緒にいますが、猫はしゃべらない分、行動を見て学ぶことも多いです。

仕事が忙しくなったり、家に帰る時間が遅くなったりしても

私たち本人は気付かないものですが、

そういう日々を繰り返していると『マックス』が妙にすり寄ってきたり

外出する時に寂しそうな目をします。

そこで初めて気付くんですよね。

「あぁ、最近忙しさに追われて家にいないなぁ」等と―。

 

なので、自分を省みるためにも『マックス』の存在は貴重なのです。

 

はいはい、いつも感謝してますよ、『マックス』さん。