猫の耳って?

耳

耳の機能

猫の耳は基本的に房状になっており、めちゃくちゃ良く聞こえます。しかも結構動くので、些細な音も聞き逃さずパラボラアンテナのようにキャッチしています。『マックス』は名前を呼ぶとこちらを向いて「ニャー」と言いますが、面倒臭い時は耳だけこちらに向きながらも無視することもあります。そういう態度をとられると、こちらとしては若干凹むわけです。

ただ、猫の耳は機能的がゆえに、気持ちを判断する材料にもなります。耳を伏せている時は、警戒している時か怒っている時。だから、その上で…
⇒同時に、口ひげが前に出ていると非常に警戒、緊張しています。
⇒同時に、瞳孔が開いていると非常に怖がっています。
⇒同時に、牙を剥いて鼻にしわが入る程シャーと言っていると非常に怒っています。
さらに、片方の耳だけピクピク動かしている時は、迷ったり躊躇ったりしています。
(※耳を伏せている時のことを猫仲間の間では「イカ耳」と呼んでいたりもします。)

別のページ「こういう時は?」でも紹介していますが、耳の話だけとってもここまで分かるなんて面白いです。『マックス』もこの法則通りの気持ちと動きをします。ソマリは特にくさび型の顔立ちで耳が大きいので、尚更よく分かります。また、ソマリの耳に関しては「スタンダード」においても重要になります。耳毛が水平に生えていること等も重要です。
さて、そんな特徴的な耳を活かして、私の話をよく聞いてくれた事例をご紹介。

こじつけコミュニケーション

外を見て

後ろを見て

誰もいない

残念

まぁ、たまに私の話を聞いてくれたと思ったらこんなズレたコミュニケーションですが…。どこまで私の話を理解しているかは分かりませんが、こんな感じで話せているように見えると本当に面白いですし、明らかに最後の写真はちょっと怒っていますよね…(笑)。

それにしても、猫の耳は面白いです。ご飯の時に話しかけられると、耳だけこっちに向けながらも視線はご飯を向いていたり、キャットタワーに上ろうかコタツに入ろうか考えている時に耳をピクピクさせていたり、特に『マックス』は機嫌によって態度が全然違うので、耳を見ているだけでも飽きません。そんな耳を一日中見ていると『マックス』のご機嫌度が分かります。

遠めのソマリ

うん、今日も平和であーる!