気分屋
タイトルにございます通り、猫は気分屋です。もちろん我々人間の思い通りの行動はしてくれず…
そこが猫の面白いところでもありますが、やっぱり犬とは全然違います。
しかも『マックス』の場合はそれが顔に出るので非常に分かりやすく、尻尾の動きと併せて見ると
機嫌が良いか悪いかもよく分かります。(参考「尻尾の感情表現」)
とりあえず今回は、そんな彼の顔を中心にご紹介しますので、是非どんな気分でいるのか
なんとなく推察いただきながらご覧くださいませ。
<普段>
これが普通なのですが、一般的に想像するような日本猫やセミコビータイプの猫等と比較すると
キツい印象の顔です。実際に来客の第一印象は「怖い」と言われることも多いです。顔は
小さくても体は比較的大きいので、噛みついてきそうで怖いとよく言われます(笑)。
本当はビビリーなのにね、『マックス』(笑)。
<緊張>
瞳孔が広がり目が大きくなると、人間から見れば可愛いのですが、かなり警戒と緊張を
しているのが分かります。特に2枚目はグルーミング中に名前を呼んで、
振り向いたらカメラ・・・みたいな感じでしたので、びっくりしたようでした。
警戒している表情が、普段の表情より優しく見えるなんて・・・人間と逆ですね(笑)。
<緩和>
眠くなってくるとこんな感じになります。緊張に対して緩和している状態です。
寝る直前とでもいいましょうか。基本的に私たちが寝る時は彼も寝ますので、就寝前はいつも
こんな感じになります。でももしかしたらこの顔は単純に、遊んでもらえない、スネた表情
なのかもしれませんが・・・(笑)。
<甘え>
これ、遊んでくれとゴロゴロ言いながら擦り寄ってきている時の顔なんです(笑)。
全然そうは見えないと思いますが、『マックス』は口を半開きにしてすごい音でゴロゴロと喉を
鳴らします。マズルは膨らみ気味になり、まっすぐな瞳で見つめてきます。これをされると
遊ぶしかありません・・・。また、ブラッシングをしている時もこんな感じで喜んでくれます。
<ごきげん>
これは表情というより、もはや格好で分かりますね(笑)。機嫌が最高潮に達すると仰向けになり、
右へ左へ何度も寝返りを打つように転がります。尻尾を抱え込んで転がっている時は昇天するほど
機嫌が良い時です。何が引き金となってこうなるのか分かりませんが、たまにこうなります。
あ、マタタビを嗅いだ時に似ている現象です。
と、まぁこんな感じの表情が1日に何度も見られます。
感情表現が豊かという言い方も出来ますが、毎日これだけコロコロ変わる表情をされると、
やっぱりどうも気分屋としか思えませんね(笑)。
え?飼い主にしか分からない程、微妙な変化に過ぎないですって?
ありゃ。