名前の呼び方

以前「言葉が分かるのか?」という記事をご紹介しましたが、今一度言葉に関して

触れておこうと思いまして、ご紹介します。

猫にも感情はありますが、複雑な感情は本当にありません。

残念ながら、寂しさや思いやり、気遣い等も一切ありません。

単純に「お腹すいた」「不安」「不満」から直結した感情のみです。

 

ですので、自分の名前や「ごはん」という単語等、自分に関係する言葉は覚えます。

「ごはん」=おいしいものが出てくる合図。

「ダメ!」=威嚇されている合図。

といった具合です。つまり合図(サイン)だと思うわけですね。

 

ですので、実は言葉を理解しているというよりも音(おん)を理解している傾向が強いので

同じ言葉を言っても、リズムやアクセント、飼い主の雰囲気が異なると理解できないのです。

 

我が家では、奥さんが『マックス』と呼んでいる時と、『ま~たん』と崩して呼ぶ時があります。

ひどい時は崩れるに崩れて『ポポたん』と呼んでいます(笑)
(そう呼ぶようになった経緯は訊けていませんが、もはや訳が分かりません。)

ちなみに奥さんが『ポポたん』と呼ぶ時は上機嫌な時で、且つ遊びたい時や

コミュニケーションを取りたい時に呼んでいます。

つまり『マックス』からしたら、安全性が高く、甘えられる時の合図なのです。

 

マックスと呼ぶ

ポポたんと呼ぶ

 

結果、『ポポたん』と呼ばれた時の方がデジタルに反応するんです。

『マックス』は奥さんが『ポポたーん』と呼ぶと、どんなに遠くからでも走って来ます。

もちろん、私が同じように呼んでも来ません。飽くまで奥さんの声とリズムがポイントです。

 

もちろん、最強の呼び方としては

ごはんが欲しい

返事を返す

です。

要は、自分に何をもたらす合図かによって反応が変わるんですよね。

 

・・・ということは、何か覚えさせたい言葉があった場合や言葉に反応してもらいたい場合、

その言葉を言うと反応するような良いことを印象付けておけば、言葉を覚えるってことですね。

これは年齢など関係なく、時間をかければ覚えてくれますので是非お試しください。

 

ちなみに、猫にとって全く関係ない言葉の場合は

残念ながら耳を素通りしますので、あしからず・・・。

 

 

#最後に、愛猫とよりコミュニケーションを深めて頂くために「マッサージのしかた

というページを作成しましたので、是非ご覧ください。